ロサンゼルス、ロングビーチの海運、港湾、物流コンサルティング企業

SHIPFAN


米国経済の要、物流の玄関口 ロサンゼルス・ロングビーチ港


世界初のコンテナ船、記念すべき初就航

65年前の今日、1956年4月26日、世界初のコンテナ船がニュージャージー州ニューアークからテキサス州のヒューストンまで56本のコンテナを積んで就航した。創業したのは、もとトラック会社オーナー、のちにシーランド社を立ち上げるマルカム・マクリーン氏である。

ここから世界のコンテナリーゼーションがはじまり、海上輸送は大きく変わる。同時にマルカム氏自身の波乱万丈のコンテナ船人生の始まりでもある。

アマゾン トーランスにハブセンター

 全米各州に物流倉庫を構え、迅速な配送で不動の地位を固めるアマゾンが、トーランスに物流センターを建設した。トーランス空港の北側にあったコストコ・ホールセールストアの旧建物がアマゾンの物流センターに模様替えだ。

 敷地面積は11万8000スクエアフィート。アマゾンプライムをはじめ、さらに迅速な配送の確立を図ることはもとより、地域密着で業績を伸ばすコストコ・ホールセールストアの隣という在庫管理の効率化の利点も生かして取り扱いのさらなる拡大を目指す。

 トーランスはロサンゼルス港、ロングビーチ港からも車で20分の距離にあり、また、ロサンゼルス国際空港からも15分という、交通の利便性が非常に高いことから物流の要衝として最適な場所でもある。

 コストコとタッグを組む利点も最大化されると見られる。

 アマゾンの快進撃はまだまだ続きそうだ。

ロサンゼルス、ロングビーチの新たな名所

 米国では4月1日の段階で1億人の人がコロナワクチンを最低一回は摂取し、5600万人は完了していると公表された。 ここロサンゼルスでも、新規感染者の数はピーク時の10分の1以下に抑えられ、商業活動も活発になってきている。特に打撃の大きかった飲食業や映画館、商業モールは収容人数の若干の制限は設けられているが徐々に開放に向けて動きはじめている。明るい兆しが見えてきたロサンゼルスであるが、コロナ後を見据えた大きな動きが港周辺でおきているので、紹介したい。

 港湾労働者のコロナ感染で荷役作業の縮小やシフトの短縮でコンテナの取り扱いが未だにスローな状況にあるサンペドロエリアのロサンゼルス港、ロングビーチ港であるが、コロナ禍でも大きな経済的効果が見込めると言われるジェラルド・デズモンド・ブリッジの昨年秋の完成は地元ロングビーチ市だけでなく、同港、また、海運業界、港湾組合、物流業界、トラック業界、荷主団体にとっても朗報であった。開通以来、ロングビーチ港と全米を繋ぐ重要なまさに物流の橋渡しをしている。コンテナ船の大型化にも十分対応が可能だ。

 現在、車やトラックの通行は可能で、スムーズな往来がなされている。一方、同橋を歩いて渡れる遊歩道は現在も整備が継続されており、2022年秋の使用開始を目指している。遊歩道は徒歩だけでなく、自転車も通行が可能となる。205フィートの高さからロングビーチ、ロサンゼルスの港が一望できるだけでなく遠くはロサンゼルスのダウンタウンまでも見通せることから観光の目玉としても期待されている。

 一方、ロサンゼルス側も負けてはいない。

 現在、ターミナル島の対岸の岸壁一体で工事が行われている。以前は、岸壁周辺は未整備で人が通るのも大変であったが、港の整備の一環で岸壁全体が遊歩道に生まれ変わる。

「サンペドロ・タウンスクエア アンド プロムナード プロジェクト」と銘打たれたこの事業は今年の7月に完成予定だ。

 同時にレストランやバーを併設したモールも建設される。今は運行が停まっているクルーズ船の運行の復活を待って、クルーズを楽しんだ後、港周辺でも楽しんでもらえる集客のスポットにする計画だ。

 ロサンゼルス港のシンボル的な存在であるロサンゼルス・マリーン・博物館(以前はターミナル島との間で運行されていたフェリー乗り場)の周辺も整備が進んでおり、完成が待たれる。

 貨物需要の増大で、コンテナ船の港の沖合での長期待機やコンテナの長期滞留など物流面での混雑ぶりに目が行きがちなサンペドロエリアではあるが、コロナ禍の中で、大きな変貌を遂げようとしている。 業界関係者だけでなく、業界以外の人が集い楽しめる港作り。

オイル・コンテナに次ぐ収益のリソースとしての観光地化。完成が楽しみだ。

米サンペドロエリア/2021年2月のコンテナ滞留日数

米サンペドロエリア/2021年2月のコンテナ滞留日数

 米カリフォルニア州オークランドに本部を置く太平洋商船協会(PMSA)が発表したサンペドロ湾のロサンゼルス(LA)、ロングビーチ(LB)両港のコンテナターミナル(CT)での2021年2月のコンテナ滞留の平均日数は前月の5・1日から減少して4・1日だった。

 各ターミナルともコンテナを運ぶトラッカーの列も徐々に解消されてきてはいるが、デマレージやディテンションチャージなどの課徴が、荷主に大きな負担になっている。

 また、今年から新たに鉄道のランプでの滞留日数の統計も発表され、1月は平均7・9日であったが2月は更に長期化して平均で8・6日であった。港だけでなく、鉄道にも滞留がおきており、コンテナの引取り、回送にも大きな影響、打撃が出てきている。

 同月の両港のコンテナ総取扱量は157万1050TEUで前年の108万2464TEUから約48万8580TEU増え、比率で45・14%の増加であった。滞留コンテナに占める5日以上滞留の割合は18・40%と前月の27・4%からは減少した。

 両港の2021年2月の輸入コンテナは78万6640TEUで、前年の51万8617TEUから26万8023TEU、51・68%大幅な増加。輸出は昨年の26万0027TEUから22万624TEUと3万9403TEU、比率で15・15%の減少であった。

 各ターミナルのオペレーションは徐々に正常に戻りつつあり、沖合の待機船も減少傾向にあるようだ。

米国産精肉日本向け12月は牛肉、豚肉とも増加

 米国食肉輸出連合会(USMEF)が日本及び香港・中国向け2020年12月実績を発表した。

 それによると、米国産牛肉の対日輸出は数量ベースで前年同月の2万4056トンから2万5186トンと4%の増加であった。金額ベースでは17%の増加で1億7033万ドルだった。

 1月から12月までの累計では30万6140トンと前年の31万1146トンから2%の減少。金額ベースでは19億5015万ドルから19億4379万ドルとほぼ、前年並みであった。

 ただし、19万2951トンで輸入3位のメキシコ、24万6231トンで2位の韓国を抑え、日本は米国最大の牛肉輸入国の位置は確保した。

 

 一方、米国産豚肉の12月の日本向け輸出量は前年同月の2万9323トンから12%増加して3万3062トンだった。金額も、1億3988万ドルで前年の1億2163万ドルから15%増加した。

 1月から12月までの累計では36万9891トンから38万6700トンと5%の微増。金額では7%増の16億2553ドルだった。

  

 米中間の取引については前月同様米国発香港と米国発中国本土向けでは差が大きく広がってきている。

 牛肉については、中国本土向けの1月から12月の累計は、前年比302%増加の4万2813トン、金額でも260%増の3億1017万ドルであったのに対し、香港向け累計は数量で7%減少の8万5990トン、金額では10%減の6億6569万ドルであった。

 1月から12月までの累計が日本(−2%)、韓国(−4%)、メキシコ(−18%)と上位3カ国が減少の中、中国本土向け302%の増加は米国の生産者に取っては有り難い存在である。

 豚肉についても、中国本土向けは1月から12月までの累計で、前年比73%増の99万6040トン、、金額で75%増加の22億8043万ドルであったが、香港向けは数量で56%減少で3万9601トン、金額では41%減少して9118万ドルであった。

 

 香港については経済の停滞もあり、減少に歯止めがかかっていない。一方中国本土向けは牛肉、豚肉ともに、出荷の勢いが維持され、前年比でも大きく増加を示している。

 香港向けの豚肉の出荷量は減少傾向にあるとはいえ、香港、中国本土向けの豚肉の入荷量の合計はメキシコを抜いて世界第一位であり、その輸入量は米国出荷数量の35%を占めている。

ロサンゼルス港 現地で撮影

米サンペドロエリア/2021年1月のコンテナ滞留日数

米カリフォルニア州オークランドに本部を置く太平洋商船協会(PMSA)が発表したサンペドロ湾のロサンゼルス(LA)、ロングビーチ(LB)両港のコンテナターミナル(CT)での2021年1月のコンテナ滞留の平均日数は前月の5日から更に増加して5・1日だった。

 各ターミナルともコンテナを運ぶトラッカーの列も徐々に長くなっており、待機料の発生などの問題が顕在化している。また、今年から新たに鉄道のランプでの滞留日数の統計も発表され、1月は平均7・9日であった。港だけでなく、鉄道にも滞留がおきており、コンテナの引取り、回送にも大きな影響、打撃が出てきている。

 同月の両港のコンテナ総取扱量は159万9522TEUで前年の143万2971TEUから約16万6551TEU増え、比率で11・62%の増加であった。滞留コンテナに占める5日以上滞留の割合は27・4%と前月の26%からは増加した。引き続き多くのコンテナがターミナルに滞留している。

 両港の2021年1月の輸入コンテナは80万1864TEUで、前年の72万4691TEUから7万7173TEU、10.65%増加。輸出は昨年の25万6830TEUから23万5580TEUと2万2150TEU、比率で8・27%の減少であった。

 各ターミナルのキャパシティは限界に近づきつつあるなか、両港の沖合には未だ40隻前後の船舶が待機して入港を待っている。混迷の度合いは益々深まるばかりだ。

米エネルギー資源、中国向け輸出増加継続

米エネルギー情報局(EIA)によると、2020年12月度の原油・石油関連製品の総輸出量のうち日本向けは2204万バレルと前年実績2198万バレルとの比較では微増であった。

 原油は19年は204万バレルであったが、20年は50%減少して102万バレルであった。

 LNG(液化天然ガス)は1928万バレルで前年実績1746万バレルと比較すると10%の増加であった。

 石油製品の代替品の性格の強い石油コークスは107万バレルで前年の182万バレルから41%の減少であった。

 米中間については、12月の米国発中国向け原油・石油関連製品の総輸出量は2968万バレルで、前年同月の240万バレルから1133%と大幅に増加した。

 特に原油も前年の53万バレルから2227万バレルと飛躍的に増加した。

 また、LNGも70万バレルだった昨年に対し、20年は500万バレルと605%増加した。

 コークスは、204万バレルと前年同月114万バレルから79%と増加した。

 2020年1月に締結した米中合意の一貫として、中国が米国のエネルギー資源を継続して購入。3月から徐々に増加傾向にあり、11月に続いて12月も大幅な増加が続いている。

 

米エネルギー資源、中国向け輸出増加継続

米エネルギー資源、中国向け輸出増加継続

 米エネルギー情報局(EIA)によると、2020年11月度の原油・石油関連製品の総輸出量のうち日本向けは1399万バレルと前年実績1786万バレルから22%減少した。

 原油は19年もゼロであったが、20年も実績はゼロであった。

 LNG(液化天然ガス)は1185万バレルで前年実績1459万バレルと比較すると19%の減少であった。

 石油製品の代替品の性格の強い石油コークスは178万バレルで前年の227万バレルから21%の減少であった。

 米中間については、11月の米国発中国向け原油・石油関連製品の総輸出量は1910万バレルで、前年同月の399万バレルから378%と大幅に増加した。

 特に原油も前年の185万バレルから1027万バレルと飛躍的に増加した。

 また、LNGも135万バレルだった昨年に対し、20年は657万バレルと386%増加した。

 コークスは、202万バレルと前年同月76万バレルから165%と増加した。

 2020年1月に締結した米中合意の一貫として、中国が米国のエネルギー資源を継続して購入。3月から徐々に増加傾向にあり、10月に続いて11月も大幅な増加が続いている。

ロングビーチ沖の滞留コンテナ船減少傾向に

一時は、30〜40隻の滞留船が目視できたが、ターミナルのオペレーションが順調に進むことで徐々に減少傾向にあるようだ。

ロサンゼルス港 2月のコンテナ取り扱い過去最高を記録

ロサンゼルス港湾局は2月のコンテナ取り扱い実績を公表した。それによると、

輸入は前年比52・91%増加で

412,885TEUであった。

輸出は力なく、24・73%減少で

101,208TEUであった。

空コンテナのポジショニングを含めた合計は

799,315TEUで前年を46・92%増加した。

同港の2月として過去最高の取り扱いであった。



ロングビーチ港 2月コンテナ取り扱い過去最高

ロングビーチ港湾局の発表によると、同港の2月のコンテナ取り扱いは過去最高を記録した。

輸入は前年比50・3%増加の373,756TEU

輸出は4・9%減で119、416TEU,

ポジショニング含めて合計で

771,735TEUであった。

これは前年比で43・3%の増加であった。

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SHIPFAN HOT LINE開設

Posted on March 23, 2020 at 2:07 AM Comments comments ()

カリフォルニア州に外出禁止令が発行された。


ただし、一部のインフラに準ずる業種は例外として業務の継続が可能という。

食に関するものはテークアウトや宅配も認められている。


サプライチェーンを支える海運、港湾、トラッカーも制限外である。

SHIPFANでは、こうした状況を少しでもお伝えできればと
HOT LINEを開設しました。

ライン、もしくはSKYPEをお持ちの方は直接連絡を頂ければ、
可能な範囲で状況をお伝えいたします。

もちろん、内容によっては、有料ですが、金額は未設定です。

興味のある方はSKYPE, またはラインで。

寛隆赤岩 [email protected]


 



ロサンゼルスにも外出禁止令。物流寸断か?

Posted on March 20, 2020 at 2:15 AM Comments comments ()
カリフォルニア州、および、ロサンゼルスにも外出禁止令が発令。

州民のインフラを支える業種以外の不要不急の外出を制限する。

中国ではコロナウイルスの感染の収束が見え始め生産の徐々に起動に乗りはじめた矢先の
出来事に衝撃は大きい。

基本的にメディア関係は規制の対象に無いという。これからもSHIPFANとして、また、日本海事新聞の米国スタッフライターとして、海運、港湾、物流に及ぼす影響や流れを公開していきたい。





コロナウイルスの影響、港を直撃

Posted on March 16, 2020 at 1:24 AM Comments comments ()



コロナウイルスインパクト・ 港を直撃!
ロサンゼルス港、ロングビーチ港 コンテナ激減に危機感


  発生地である中国だけでなく、日本、韓国、台湾など多くの国で感染が確認されつつある「コロナウイルス」。感染拡大の防止に向け、各国が対応を強化している。中でも、発生国とも言われる中国では、従来の旧正月以降、都市ので移動制限、工場の封鎖などを通じて、感染拡大に取り組む様子が先日報道されている。感染者や亡くなった方の数に目が奪われがちであるが、足元では大きな危機が迫っている。中国に寄港する多くの外航船社が欠便、減便を実施。結果、サプライチェーンに支障が出始めている。

 従来でも旧正月明けは工場の稼働が始まる時期で貨物量がすくないため、減便をすることはあった。

 しかし、今年は、旧正月に加えて休暇期間の延長や工場の稼働時期の延期、従業員の確保の困難などの問題もあり、工場の生産ラインの稼働や製品出荷が大幅にずれ込むことが予想される。 出荷製品が無いところに船を寄せることの経済的負担の大きさから、各船社が2月、3月の欠便、減便を発表。特に中国からの取扱の多い、オーシャン・アライアンス(CMA-CGM、EVERGREEN、COSCO、OOCL、APL)は配船の約6割近くを欠便にすると見られる。同アライアンスの発表によると2月から4月上旬までの2ヶ月の間に同アライアンスの中国寄港のサービスのうち、60数隻が欠便するという。

 また、日本に寄港するONE(オーシャン・ネット・エキスプレス)も、同じ期間で、10数隻の欠便を発表。対象は中国寄港のサービスに限るとはいえ、日本積みの貨物にも影響がでている。

 ロサンゼルス港湾局のジーン・セロカ港湾代表は、2月中旬から3月末までで欠便になったコンテナ船はロサンゼルス寄港サービスだけでも40隻を越えており、港湾の運営に甚大な損害を与えているとコメントしている。同港の2月のコンテナ取扱数量は前年比で22・9%減少している。

 コンテナ船の入港予定が少ないことから各ターミナルがゲートの開閉を制限しており、
ユーセン・ターミナルは火曜日と水曜日のみフルゲートオープンとして、他の曜日は半日オープンや完全クローズで対応している。また平日は2シフトのうち、前半、もしくは後半だけゲートをオープンにしたり、コンテナの荷降ろしを行うターミナルもある。

 それは同時に港湾のオペレーションを司る荷役労働者の勤務時間にも影響してくる。
高給で知られる港湾労働者であるが、基本は時間給であるため、勤務時間の激減は手取り給与の減少に繋がる。


サプライ・チェーンに打撃
 輸入の船が少ないため、ターミナルには輸入のコンテナはあまり滞留をしている様子はないが、ターミナルの各所には高く積まれたコンテナが多く見受けられる。それは、内陸力港に戻され、アジアに戻される空のコンテナである。船が来ないため、返却のための戻り便が限られていて、こちらは滞留が増える一方である。

 また、コンテナを米国内に配送するトラック会社も輸入コンテナの激減により運賃の値崩れが始まっている。

  同時に貨物の未着や遅延により中国から製品、資材を輸入している米国のインポーターやサプライヤーは在庫の確保、サプライ・チェーンの調整を余儀なくされる。特に中国からのコンテナが6割を超えるロサンゼルス、ロングビーチ港への衝撃は大きく。港の関係者や物流関係者には危機感がただよう。生産ラインの確保に奔走するメーカーも多い。

 両港はトランプ政策の一環である中国製品への追加関税での貨物の減少でも影響を受けており、この一連の船社の動きは更に大きな打撃を与えている。

影響はクルーズや自動車船にも

 「ダイヤモンド・プリンセス」や「グランド・プリンセス」などの豪華客船でも感染が確認されたことからクルーズ全般への敬遠が広がっている。ロサンゼルス港では、3月だけで22隻のクルーズが予定されているが、感染を懸念する乗客のキャンセルも相次いでおり、決行が危ぶまれている。

 ロサンゼルス港には日産自動車やドイツのダイムラーベンツの完成車が自動車専用船で運ばれてきて、同港から全米に配送される。日産自動車の多くは福岡の苅田にある九州工場で生産され、そこからロサンゼルスに輸送されている。今回、中国の部品メーカーからの部品の調達が滞っていることで日産九州工場が2月、3月に数日の生産中止を実施し、生産調整を行った。

 コロナウイルス感染拡大の懸念から米国の株価も大きく下落。先行き不安から自動車の買え控えも予想される。そうなれば、2008年のリーマンショック後のように港周辺に完成車が長期で放置されることも想定される。

港のクライスはまだはじまったばかりだ。





エネルギー資源輸出

Posted on March 5, 2020 at 11:36 PM Comments comments ()

エネルギー資源、

 米エネルギー情報局(EIA)によると、2019年12月度の原油・石油関連製品の総輸出量のうち日本向けは2150万バレルと前年実績2502万バレルから14%減少した。
 原油は前年202万バレルだったが、12月は148万バレルで前年比26%減少した。
 LNG(液化天然ガス)は1693万バレルで前年実績1922万バレルから12%減少した。
 石油製品の代替品の性格の強い石油コークスは187万バレルで前年の180万バレルとこちらはほど、横ばいであった。
 米中間については、12月の米国発中国向け原油・石油関連製品の総輸出量は196万バレルで、前年同月の628万バレルと69%の減少。
 原油は53万バレルで、前年の293万バレルから82%減少した。
 また、LNGも170万バレルだった昨年に対し、今年は21万バレルで87%減少した。
 コークスも114万バレルと前年同月170万から3割の減少であった。

  







サンペドロエリア コンテナ滞留日数(12月)

Posted on March 3, 2020 at 7:22 PM Comments comments ()


米サンペドロエリア/12月のコンテナ滞留日数

 米カリフォルニア州オークランドに本部を置く太平洋商船協会(PMSA)が発表したサンペドロ湾のロサンゼルス(LA)、ロングビーチ(LB)両港のコンテナターミナル(CT)での2020年1月のコンテナ滞留日数は前月の2・45日から2・35日に減少した。
 同月の両港のコンテナ総取扱量は143万2971TEUで前月の140万2011TEUから約3万TEU増加したが、滞留コンテナに占める5日以上滞留の割合は2・2%と前月の3・4%から更に減少した。
 1月に入り貨物の動きが少し活発になったが未だに米中関税紛争の影響が色濃く残った結果とみられる。

 両港の2020年1月の輸入コンテナは72万4691TEUで、前年の75万3760TEUから2万9069TEU、3・86%減少しており、輸出も昨年の26万2281TEUから25万6830TEUと5451TEUの減少。比率で2・08%の減少だった。



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コロナウイルス港湾直撃、ロサンゼルス、ロングビーチ混乱必至。

港湾の現状視察のツアーを催行。

詳しくはメールで。











ロサンゼルス、ロングビーチ港 コンテナ実績

Posted on March 3, 2020 at 12:51 AM Comments comments ()
ロサンゼルス、ロングビーチ港、コンテナ取扱
 

1月に入り貨物の動きが少し活発になったが未だに米中関税紛争の影響が色濃く残った結果とみられる。
 両港の2020年1月の輸入コンテナは72万4691TEUで、前年の75万3760TEUから2万9069TEU、3・86%減少しており、輸出も昨年の26万2281TEUから25万6830TEUと5451TEUの減少。比率で2・08%の減少だった。
 1月のアジア全体から北米へのコンテナ取扱い数量が前年比で2%減少が見られ、中でも中国積みは9・7%の減少で、昨年の反動減が続いた。
 台湾やASEAN積みの増加は続くも中国だけでなく、日本、韓国などの減少もあり、減少をを補うことはできていない。
 中国積みの減少が続くロサンゼルス、ロングビーチ両港であるが、更に中国の旧正月の休暇やその後のコロナウイルスの影響による工場の稼働停止や出荷の延期などで大手船社が欠便、減便を決定。中国貨物の占める割合の多いことから輸入数量の激減が予想され、危機感に一層拍車がかかっている。










コロナウイルスインパクト・港を直撃!

Posted on February 29, 2020 at 2:16 PM Comments comments ()


コロナウイルスインパクト・ 港を直撃!
ロサンゼルス港、ロングビーチ港 コンテナ激減に危機感


発生地である中国だけでなく、日本、韓国、台湾など多くの国で感染が確認されつつある「コロナウイルス」。

感染拡大の防止に向け、各国が対応を強化している。

中でも、発生国とも言われる中国では、従来の旧正月以降、都市ので移動制限、工場の封鎖などを通じて、感染拡大に取り組む様子が先日報道されている。

感染者や亡くなった方の数に目が奪われがちであるが、足元では大きな危機が迫っている。

中国に寄港する多くの外航船社が欠便、減便を表明している。
従来でも旧正月明けは工場の稼働が始まる時期で貨物量がすくないため、
減便をすることはあった。

しかし、今年は、旧正月に加えて休暇期間の延長や工場の稼働時期の延期、従業員の確保の困難などの問題もあり、工場の生産ラインの稼働や製品出荷が大幅にずれ込むことが予想される。

出荷製品が無いところに船を寄せる意味が見いだせず、各船社が2月、3月の欠便、減便を発表。特に中国からの取扱の多い、オーシャン・アライアンスは配船の約6割近くを欠便にすると見られる。

そのことにより、中国から製品、資材を輸入している米国のインポーターやサプライヤーは在庫の確保、サプライ・チェーンの調整を余儀なくされる。

特に中国からのコンテナが6割を超えるロサンゼルス、ロングビーチ港への衝撃は大きく港の関係者や物流関係者には危機感がただよう。

両港はトランプ政策の一環である中国製品への追加関税での貨物の減少でも影響を受けており、この一連の船社の動きは更に大きな打撃を与えている。

今後も港の状況をブログで紹介していきたい。

同時に港の状況を実際に見てもらう「ポートツアー」の実施も積極的に進めていきたい。
ロサンゼルス、ロングビーチ港周辺を車やボートを使って視察することで、米国物流の玄関口と言われる両港の現状を知ることができる。

ツアーの内容は随時紹介します。興味のある方はご連絡を。




米国エネルギー省発表

Posted on February 19, 2020 at 12:50 AM Comments comments ()




 米エネルギー情報局(EIA)によると、2019年11月度の原油・石油関連製品の総輸出量のうち日本向けは1983万バレルと前年実績2368万バレルから16%減少した。原油は前年407万バレルだったが、11月はゼロであった。

 LNG(液化天然ガス)は1515万バレルで前年実績1545万バレルと横ばいであった。
 石油製品の代替品の性格の強い石油コークスは227万バレルで前年の262万バレルとこちらも前年並みであった。


 米中間については、11月の米国発中国向け原油・石油関連製品の総輸出量は399万バレルで、前年同月の187万バレルと113%の増加であるが、2年前の2017年の1496万バレルから見れば、1分の4程度の回復したにすぎない。

 原油は185万バレルで、前年の25万バレルから伸びが見られる。
 また、LNGも113万バレルだった昨年に対し、今年は135万バレルと多少増加した。
 コークスも76万バレルと前年同月71万から微増であった。


 これは、2018年の8月から米国の関税追加に対抗して中国側が米国からのエネルギー資源の関税を引き上げたことで急減が見られていたが、中国側の譲歩、見直しもあってか若干回復傾向にあるようだ。

 




米サンペドロエリア/12月のコンテナ滞留日数

Posted on February 9, 2020 at 8:14 PM Comments comments ()


米サンペドロエリア/12月のコンテナ滞留日数

 米カリフォルニア州オークランドに本部を置く太平洋商船協会(PMSA)が発表したサンペドロ湾のロサンゼルス(LA)、ロングビーチ(LB)両港のコンテナターミナル(CT)での2019年12月のコンテナ滞留日数は前月の2・3日から2・45日に増加した。
 同月の両港のコンテナ総取扱量は140万2011TEUで前月の132万8900TEUから約8万TEU増加した。これにより滞留コンテナに占める5日以上滞留の割合は3・4%と前月の2・9%から増加した。

 12月に入り貨物の動きが少し活発になったが米中関税紛争の影響が色濃く結果に反映された形だ。





米国食肉輸出連合会(USMEF)

Posted on February 8, 2020 at 3:24 AM Comments comments ()

 米中間の取引については前月同様米国発香港と米国発中国本土向けでは大きな差が見られた。

 牛肉については、中国本土向けの1−11月までの累計が、前年比34%増加の8782トン、金額で27%増の7007万ドルであったのに対し、香港向けは数量で、23%減少の8万3792トン、金額で22%減少の6億7634万ドルであった。
 豚肉については更に顕著で、中国本土向けは1−11月累計で、前年比134%増の47万2811トン、金額で98%増加10億4230万ドルであったが、香港向けは数量で33%減少で8万1978トン、金額で48%減の1億3738万ドルであった。牛肉、豚肉ともに香港向けの減少が続いている。

 豚肉の中国本土への輸出の急増の背景には、本年5月頃から中国本土でおきた豚コレラによる殺処分により国内産豚の減少が大きな要因であると見られ、米国からの緊急輸入の結果と思われる。
 また、香港の市民規模でのデモ等も減少に拍車をかける格好だ。








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